特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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セミナー内容

第18回

「オータムセミナー2010 ロボットメディアセミナー ~ヒトとヒトを結ぶメディアとしてのロボットの研究開発~」


主催 ヒューマンインタフェース学会・国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
協賛 協賛:大阪市ロボットラボラトリー(予定)
テーマ
概要と狙い ヒトとコミュニケーションを行うロボットは新たなメディアとして注目されており、近年ではヒューマンロボットインタラクション(HRI)という新しい分野も生まれ、広く認知されており、多くの研究者が基礎研究から実用的開発まで、幅広く研究開発に取り組んでいます。しかし、HRIは、様々な技術の総体としてできあがっていることから、ロボットをどのようなメディアとして捉えるか、についても多くの視点が存在します。
そこで、本セミナーでは、メディアとHRIの分野において世界をリードする国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と当会が共同で開催し、ロボットは次世代のメディアとしてどのような変遷をたどるのか、どうあるべきなのかを、ロボットデザイン、環境知能、ネットワークロボット、ロボットサービス、以上の4つの観点から、具体的な研究開発事例に基づいて、詳しく解説していきます。
また、今後のコミュニケーションメディアとして、ロボットには何が求められているのか?あるいは、何を求めるべきなのか?等の展望について、先の4つの観点を融合させたパネルディスカッションを予定しております。先駆的な研究を手がけられてきた講師の方々より、ご経験に基づく実践的なロボット研究の方法論をお聞かせいただきます。今回、HI学会セミナーとしては初めて都内を離れ、関西での開催となります。
奮ってのご参加の程をお願い申し上げます。
講 師

土井美和子 氏(東芝研究開発センター、HI学会長)
園山隆輔  氏(T-D-F)
坂本大介  氏(ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクト)
宮下敬宏  氏(ATR知能ロボティクス研究所)
小泉智史  氏(ATR知能ロボティクス研究所)

コーディネータ

萩田紀博(ATR)小泉智史(ATR)

日 時

2010年11月9日(火)10時30分~16時30分

会 場

大阪市北区北区大淀中1丁目1-88
梅田スカイビル 36階会議室

交 通

JR大阪駅,地下鉄梅田駅,阪急梅田駅 徒歩9分

申 込

「セミナー参加申込方法のご案内」のページをご参照下さい。

募集人員数

50名(予定)

想定対象層

大学、研究機関、企業等の研究職もしくは教育職、実践的研究者、開発者、学生(学部生、院生)等で、知能ロボットの研究、開発を専門とする方、もしくは、興味、関心のある方。
ロボットインタラクション研究を専門とする方、あるいは、興味、関心のある方

講習内容:

1.講師講演
1)土井美和子 氏:「ヒューマンインタフェースのこれまでとこれから」
2)園山隆輔  氏:「ロボットメディアとは何か」
3)坂本大介  氏:「デザインからみたインタフェース」
4)小泉智史  氏:「ネットワークロボットメディアとは何か」
5)宮下敬宏  氏:「環境知能メディアとは何か」

2.質疑応答

3.パネルディスカッション

講習テキスト

有り

参加費

参加料:会員・賛助会員10,000円、一般非会員15,000円、
学生会員2000円、学生非会員5000円

時間割:

10:00 開場

10:30 - 11:00 土井美和子 氏:「ヒューマンインタフェースのこれまでとこ
れから」
11:00 - 11:50 園山 隆輔 氏:「ロボットメディアとは何か」

(昼食休憩)

13:00 - 13:50 坂本 大介 氏:「デザインからみたインタフェース」
14:00 - 14:50 宮下 敬宏 氏:「環境知能とメディア」
15:00 - 15:50 小泉 智史 氏:「ネットワークロボットメディアとは何か」

16:00 - 16:30 : パネルディスカッション
パネラー:園山隆輔氏、坂本大介氏、宮下敬宏氏
モデレータ:小泉智史氏

講演題目、当日時間割の細部につきましたは、変更される可能性があります。