特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
ホーム > イベント > セミナー > HI研究における質的研究アプローチ: エスノメソドロジー、エスノグラフィ、グラウンデッドセオリー
セミナー内容
「HI研究における質的研究アプローチ: エスノメソドロジー、エスノグラフィ、グラウンデッドセオリー」
主催 | : | ヒューマンインタフェース学会 |
---|---|---|
テーマ | : | 質的研究 |
概要と狙い | : | ヒューマンインタフェース研究・開発では、人と人、人と人工物との関わりの分析を通してインタフェースをデザインし、また実装されたものを評価することが重要な課題です。インタフェースのデザインと評価には、生理学や心理学など他分野の方法論が応用されてきました。特に、社会学などの分野で用いられてきた質的研究法は、人と人・人とモノの関係性の分析に用いることで、ユーザモデルの構築やシステム要件の獲得、開発したシステムの評価などに活用されています。 しかし、質的研究法には、それぞれの方法論に独自の考え方を学ばなければならず、分析作業にも慣れを要するなど、実際の研究に適応するにはハードルが高いと感じている研究者も多いのではないでしょうか。また、一口に質的研究法といっても複数の方法論があり、自分の研究に適した方法論がどれか見当がつかないという人もおられるかもしれません。 そこで、質的研究法をいかにHI研究に適用していけばよいかを考えるセミナーを企画しました。今回のセミナーでは、HI研究で応用されることが多い、エスノメソドロジー、エスノグラフィ、グラウンデッドセオリーの、3つの質的研究法を取り上げます。初めに、各方法論についてHI研究での応用なさっている3名の講師により、各方法論の特徴を解説をした後、各自の研究テーマでの適用法を考えるワークショップを行い、講師からのアドバイスを行います。本セミナーを通して、複数の質的研究法の概要と特徴、違いを理解するとともに、具体的に各自の研究テーマでの適用を検討することで、質的研究法への理解を深めるのことを狙いとしています。 |
講 師 | : | ・エスノメソドロジー: 秋谷直矩氏 (立教大学 他) |
コーディネータ | : | 安藤昌也 氏 (千葉工業大学) |
日 時 | : | 2011年10月24日 10時~16時 |
会 場 | : | 早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館03会議室 |
交 通 | : | JR高田馬場駅下車 徒歩15分、あるいは地下鉄副都心線 西早稲田駅下車、キャンパスに直結、詳細は以下をご参照ください. |
申 込 | : | 「セミナー参加申込方法のご案内」のページをご参照下さい。 |
募集人員数 | : | 60名程度 |
想定対象層 | : | ・大学、研究機関、企業等の研究職もしくは教育職、実践的研究者、開発者、学生(学部生、院生)等で、ヒューマンインタフェースの研究・開発に携わっている方、もしくは、興味、関心のある方。 |
講習内容 | : | 1)講習 |
講習テキスト | : | あり |
参加費 | : | 会員・賛助会員 6,000円、非会員 10,000円、学生 2,000円(当日、学生証提示要) 5名以上同一組織でご参加の場合は、 |