特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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セミナー内容

第22回

「質的研究アプローチ【アドバンス編】 ― 修正版グラウンデッドセオリー(M-GTA)」


主催 ヒューマンインタフェース学会
テーマ 質的研究
概要と狙い このセミナーでは、第20回、第21回として開催した「HI研究における質的研究アプローチ」のアドバンス編です。実際の研究法・分析法を、ワークショップ形式で学びます。今回は、グラウンデッド・セオリーを取り上げます。特に、HI研究でも取り組みやすい修正版グラウンデッドセオリー(M-GTA)の分析法について、実例を基に学びます。

本セミナーでは、具体的なインタビューの書き起こしデータを使い、実践的に分析を行うことを通してM-GTAについて学びます。テーマとしては、ヒューマンインタフェース研究での応用を想定し、製品等の利用に対する人の評価について取り上げます。セミナーでは、書き起こしデータの読み込みと解釈から、M-GTAの基本的な作業であるワークシートの作成と、比較による概念の分析を中心に演習を行います。個人作業とグループ作業があります。

なお、参加予定の方には、数日前までに書き起こしデータをお渡ししますので事前に読み込んできていただく予定です。

分析講習では、エクセルのマクロによる簡易分析ツールを提供します。ノートパソコンをお持ちください。なお、ノートパソコンがなくても分析演習は実施できます。

なお、本アドバンスコースを受講された方には受講証を発行いたします。この機会に、質的研究法(M-GTA)の分析技法を学ばれることをお勧めします。
講 師

安藤 昌也 氏 (千葉工業大学)

日 時

2012年11月16日(金) 10時~17時

会 場

芝浦工業大学 豊洲キャンパス  402教室
(〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5 )

交 通

・東京メトロ有楽町線「豊洲駅」1cまたは3番出口から徒歩7分
・ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩9分
・JR京葉線「越中島駅」2番出口から徒歩15分

申 込

「セミナー参加申込方法のご案内」のページをご参照下さい。

募集人員数

20名程度
※原則として、第20回または第21回セミナーに参加された方が対象です。

キャンセルポリシー

・応募締切はセミナー開催日の一週間前です(資料準備等の関係のため)。
・一週間前を過ぎてのキャンセルは、参加費の100%をお支払いいただきます。

想定対象層

・大学、研究機関、企業等の研究職もしくは教育職、実践的研究者、開発者、学生(学部生、院生)等で、ヒューマンインタフェースの研究・開発に携わっている方、もしくは、興味、関心のある方。
・ コミュニケーション研究等において、インタフェース、インタラクションにおける質的な事象、関係性等を分析対象とする方、もしくは、それら質的な事象や関係性自体に興味、関心のある方。
・ エスノメソドロジー、エスノグラフィ、グラウンデッドセオリー等の手法に興味、関心のある方。

講習内容

<受付>
9:30~

10:00~10:05  ヒューマンインタフェース学会 事業・企画委員会 委員長挨拶

<講習>
10:05~11:00 講習1「グラウンデット・セオリー・アプローチ(GTA)の概要とM-GTAの位置づけ」
11:00~12:00  講習2「M-GTAの分析法」

<演習>
13:00~14:30 演習1 データの読み込みとワークシートの作成 (個人作業/グループ作業)
14:30~14:45  休憩
14:45~16:00 演習2 継続的比較法と概念の完成 (個人作業/グループ作業)
16:00~16:15  休憩
16:15~17:00 演習3 カテゴリー関連図の作成と発表

講習テキスト

あり

受講証

本セミナーの参加者には学会発行の「受講証」が発行されます。

参加費

会員・賛助会員 8,000円
非会員 12,000円
学生 4,000円(当日、学生証提示要)

5名以上同一組織でご参加の場合は、
割引特典をご用意いたします。
詳細はセミナー担当窓口までお問い合わせ下さい。