特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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トップカンファレンスメンタリングセッション

ヒューマンインタフェース学会では、日本のヒューマンインタフェース研究者が、その研究を広く海外に発表することを支援するために、海外のトップカンファレンスへの論文投稿のアドバイスをする、メンタリングセッションを実施します。トップカンファレンスへのフルペーパー採録を目指す若手研究者からの応募を期待しています。2018年度は非公開で実施しましたが、2019年度はヒューマンインタフェースシンポジウム参加者に公開する可能性も考えております。お申し込み時に公開/非公開のご希望もお知らせください。

対象国際会議

今年は以下の国際会議への投稿を対象とします。
  • CHI: The ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systems
  • UIST: The ACM Symposium on User Interface Software and Technology
  • CSCW: The ACM Conference on Computer-Supported Cooperative Work and Social Computing
  • HRI: Annual ACM/IEEE International Conference on Human Robot Interaction
  • DIS: The ACM SIGCHI Conference on Designing Interactive Systems
メンターは、これらの会議に多数の論文再録経験を持つ以下の方々です。
神田崇行(京都大学)、山下直美(NTT)、坂本大介(北海道大学)、葛岡英明(東京大学)

応募条件

上記トップカンファレンスへのフルペーパーの投稿を目指している研究を対象とし、おおよそ以下の条件に当てはまる方の応募を期待しています。
  • 研究のアイディア(システム開発、または調査研究の計画)は明確であるが、トップカンファレンスにチャレンジするための実験計画が未定である
  • 実験/調査を実施中で、データがある程度揃っているか終了している。
  • 以前、国際会議に投稿して不採録になったが、上記トップカンファレンスに再投稿を計画している。
※これらの条件に厳密に当てはまらなくても結構です。

応募方法

新たに執筆する論文の投稿を計画している場合には、以下の2点を提出してください。
  • 論文概要:研究の背景、目的、新規性、貢献、最も主張したいポイントを3000文字程度にまとめたもの
  • 執筆中の投稿論文:投稿先国際会議指定のフォーマットで2ページ以上執筆した論文。現段階では日本語でも結構です。
不採録論文の再投稿を計画している場合には、以下の3点を提出してください。
  • 論文概要:研究の背景、目的、新規性、貢献、最も主張したいポイントを3000文字程度にまとめたもの
  • オリジナルの投稿論文(英語)
  • 査読結果と対応策(日英混在で良い)
なお、ダブルラインド査読としますので、著者名を記述しないようにご注意ください。
応募方法は電子メールとします。ファイルサイズは合計で5M以下になるように注意してください。また、メールには以下の内容を記述してください。
  • 著者と所属(共著者を含む)
  • 投稿する国際会議名
  • 上記国際会議に採択されたフルペーパーの総数
  • メンターの希望順位
  • メンタリングセッション公開/非公開の希望
  • 電子メール送付先:川口 一画 (kawaguchi@cs.tsukuba.ac.jp)
  • 応募〆切:7月1日

メンタリング対象者選定方針について

  • 上記トップカンファレンスに採録されたフルペーパーの数の合計が1本以下の研究者を優先します。
  • 論文概要を最も重視し、研究の位置づけ、研究分野に対する貢献が明確な論文を選定します。執筆中の投稿論文のイントロダクションと関連研究についても、研究の位置づけと研究分野に対する貢献が明確になるように留意してください。
  • 各論文に対して、少なくともメンター2名が査読を行います。査読結果として5段階の評価結果と、短いコメントを返却します。
  • 選定本数は6件程度とします。

今後の日程

応募〆切:7月1日
採否通知:8月5日

メンタリングの方法

  • 日時:9月2日 17時30分~19時00
  • 場所:同志社大学
  • 1件あたり40分(論文の流れに関するプレゼンテーション:10分、メンタリング:30分)とし、2名のメンターがメンタリングします。メンタリングセッションはヒューマンインタフェースシンポジウム参加者が聴講できるように公開する可能性も考えております。

注意

  • 本メンタリングセッションは、論文が採録されることを保障するものではなく、あくまでも経験豊かな研究者の助言によって、採録の可能性を高めることを目的としています。
  • メンタリングセッション後、投稿した論文の採否について調査を行います。
  • ヒューマンインタフェース学会が主催するヒューマンインタフェースシンポジウム2019のプログラムの1つとして開催いたしますので、採択された方は、シンポジウムにご参加ください。
  • ご提出いただいた資料は秘密情報として保持し、メンタリング中に得た情報も含めて、第三者に対して開示しません。
  • 本件に関するお問い合わせは以下にお願いします。
東京大学大学院情報理工学系研究科
葛岡 英明 kuzuoka@cyber.t.u-tokyo.ac.jp