特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
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特別講演会内容
第9回
「HCI研究のあり方とHI学会の将来」
開催日 | : | 2018年3月6日 |
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概要と狙い | : | ヒューマンインタフェース(HCI)の研究や技術開発は、国内外の学会で盛況を呈しているように見えるが、ゲーム関連など一部の領域を除くと、その成果が市場にでまわることは意外に少ない。反対に、SNSやスマホのAPPなど、我々が日常的に使っているインタフェース技術は学会で発表されることは少なく、むしろいきなり市場に登場し、我々の生活のなかに入ってくることが多い。つまり、学会は何をするところなのか、HCI研究は役にたっているのか、という疑問が提示されても致し方ない状況である。私は、HCI研究の実効性を高めるための方策の一つは、査読基準の新奇性(新規性)を排除し、市場性(有用性ではなく)を導入することだと思っている。さらにHI学会が往時の活況を取り戻すため、学会運営の方法も改善する余地があると考える。そうした提案を行い、皆さんと議論を深めたい。 |
講 師 | : | 黒須 正明 氏(放送大学名誉教授) |
日 時 | : | 2018年3月6日(火) 16:00~17:00 |
会 場 | : | 同志社大学 東京オフィス |
交 通 | : | JR「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 |
参加費 | : | 無料(学会員以外の方でも無料で聴講頂けます。) |
参加人数 | : | 100名(先着順となります。直接、会場へお越し下さい。) |