特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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概要

「情報弱者のための災害時情報支援のあり方」


開催日 2014年6月7日(土)
会場 島根大学 松江キャンパス 法文学部棟2階多目的室
会場住所等 松江市西川津町1060
主催・後援

主催:ヒューマンインタフェース学会インタラクションのデザインと評価専門研究委員会(SIGDE)

後援:島根県、 公益社団法人島根県観光連盟、社会福祉法人島根県社会福祉協議会

趣旨

緊急時、災害時においては対象とする地域の人たちみんなに必要な情報が伝わり、対象者がそれに基づいて適切に行動する(通報に対して反応する)ことが重要です.ところが対象地域には、日常的に生活している人たち(地域の住民)だけではなく、一時的にその場にいる観光者、仕事をする人たちもいます.このような地域の外からの人たちにとっては、たとえ通報を受け取っても適切にその情報を理解することができず情報弱者となることがあります.また、地域の生活者であっても十分な情報を受け取ることができない人たちもいます.
研究談話会では、これら地域の外から一時的に滞在している人たちも含めた情報弱者となり得る人たちを対象として、いかにして適切に情報を伝達し、必要な行動を起こしてもらえるかという視点から、情報支援のあり方を考えます.
具体的な事例、社会心理学分野の知見などの報告をもとに議論を行います.さらに、パネル討論によって総合的な議論も行います.(企画担当:鎌田一雄)

講演者・パネル討論者

浅田純作(松江高専環境・建設工学科教授)
石原智治(松江市地区社会福祉協議会会長会会長 法吉地区社会福祉協議会会長)
仲谷善雄(立命館大学情報理工学部情報コミュニケーション学科教授)
元吉忠寛(関西大学社会安全学部准教授)

担当者・問い合わせ先

杉原敏昭(SIGDE委員長、東京農工大学農学府)

sugihara.4society@gmail.com

企画担当
米村俊一(芝浦工業大学) 鎌田一雄(宇都宮大学名誉教授)

現地協力者

杉崎千洋(島根大学法文学部教授)

参加費・参加申し込み

1,000円(資料代を含む) 参加費は、当日、受付でお支払い下さい.
大学等の研究者に限らず、一般の方もご参加頂けます.
事前に、下記メールアドレスまで参加申し込みをお願いいたします.
colloquium.sigde@gmail.com

(当日申込みはできません)

プログラム

午前
9:30-10:00
「災害時における情報弱者」鎌田一雄(宇都宮大学名誉教授)
10:00-11:00
「地域住民への避難情報の提供とその理解」浅田純作(松江高専教授)

休憩(11:00-11:15)

11:15-12:15
「観光地防災と情報システム」仲谷善雄(立命館大学教授)

休憩・昼食(12:15-13:30)

午後 (1)
13:30-14:30 「防災とリスク教育」元吉忠寛(関西大学准教授)

休憩( 14:30-14:50)

午後(2)
14:50-17:00 パネル討論「情報弱者への災害時情報支援について」
パネリスト
浅田純作(松江高専環境・建設工学科教授)
石原智治(松江市地区社会福祉協議会会長会会長 法吉地区社会福祉協議会会長)
仲谷善雄(立命館大学情報理工学部情報コミュニケーション学科教授)
元吉忠寛(関西大学社会安全学部准教授)