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電子閲覧サービス(研究会)

特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

プログラム

概要

第160回ヒューマンインタフェース学会研究会

「コミュニケーション支援および一般(SIG-CE-18)」


主催 ヒューマンインタフェース学会コミュニケーション支援専門研究委員会
開催日 2018年11月27日(火)~28(水)
会場 金沢工業大学 扇が丘キャンパス 12号館 イノベーションホール
[地図]
会場住所等 〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1 12号館 4F イノベーシ ョンホール
テーマ

「コミュニケーション支援および一般」

原稿のページ数

10ページ以下の偶数ページ

SIGCE問い合わせ先

山本知仁(tyama[at]neptune.kanazawa-it.ac.jp)

申 込

「講演申込方法のご案内」のページをご参照下さい.受理された講演には申込締切後,1週間程度で原稿作成に関するご連絡をいたします.

資料集代(1日あたり)

一般:1000円  学生:500円

(2日参加の場合は,一般:2000円,学生:1000円となります)

また,研究報告集の年間購読者は資料集代が無料となります。


プログラム

[コミュニケーション支援および一般(SIG-CE-18)]
11月27日(火)
13:00 - 14:15

1. アクティブラーニング型授業における学習効果とコミュニケーション動作の関係
○原田尚良, 山本知仁(金沢工業大学), 三宅美博(東京工業大学)

2. 深層学習を用いたコミュニケーション時における身体動作の推定
○佐近宏昭, 山本知仁(金沢工業大学)

3. ラバン行動分析に基づく感情表出タイプ抽出手法のデザイン制作への適用
○小野友己(関西学院大学), 青柳西蔵(東洋大学), 山崎陽一, 山本倫也, 長田典子(関西学院大学)
14:15 - 14:30  休憩
14:30 - 15:45

4. エージェント2体との三者間コミュニケーションが印象形成に及ぼす影響
○田村一樹, 大久保雅史(同志社大学)

5. ヒューマノイドロボットの操作者の有無がパーソナルスペースに及ぼす影響
○辰己晶洋, 大久保雅史(同志社大学)

6. 実空間と整合性を考慮した3次元視聴覚ディスプレイシステム
○坂本昌輝, 山本知仁(金沢工業大学)

15:45 - 16:00  休憩
16:00 - 16:50

7. テキストチャットを用いた合意形成における匿名性の効果
○糸川萌, 大久保雅史(同志社大学)

8. 子どもの仮想ワークプレイスにおける行動観察の測定指標
○塩瀬隆之(京都大学), 木村亮介, 近藤崇司(GOCCO.), 松浦真, 松浦智子(cobon), 小竹めぐみ, 小笠原舞(こどもみらい探求社)


11月28日(水)
9:00 - 10:40

9. 知的生産性計測の取り組み
○下田宏, 石井裕剛, 上田樹美(京都大学), 大林史明(パナソニック)

10. 夏季における知的生産性向上のための統合温熱制御の提案と評価
○上田樹美, 杉田耕介, 下田宏, 石井裕剛(京都大学), 大林史明(パナソニック), 谷口和宏(パナソニックエコシステムズ)

11. UXデザインによる会議支援サービス開発事例における知的生産性の考え方
○安藤昌也(千葉工業大学), 寺村信介(リコー)

12. オフィスにおける知的生産性と創造性に関する考察
藤田欣也(東京農工大学)
10:40 - 10:50  休憩
10:50 - 12:00

知的生産性研究会プレキックオフWS

12:00 - 13:30  休憩

第160回研究会ヒューマンインタフェース学会研究会の後に、SIGCEが協賛する下記の研究会が開催されます。合わせて、ご参加頂ければと思います。


計測自動制御学会 システムインテグレーション部門 共創システム部会
第31回 共創システム部会研究会
テーマ:「コミュニケーションと共創」
主催:計測自動制御学会システムインテグレーション部門 共創システム部会
協賛:ヒューマンインタフェース学会 コミュニケーション支援専門研究委員会 

13:30 - 14:45
「共創を装わない科学技術対話の分水嶺」
京都大学 准教授 塩瀬 隆之先生

概要
科学技術の成果を市民に共有するための情報発信や科学技術の政策立案に市民の声を反映させるなど、科学技術対話の必要性が求められる時代となった。高度に専門化された職能集団だけの閉じた意思決定に対する不信も背景にあるが、向かうべき方向性を見失った閉塞感も無視できない。対話が手段ではなく、目的として活用されるとき、「ほかに何か意見はありませんか?」とする社交辞令から引き出される市井の言葉は、本当に共創の一翼を担ってもらえるのか。本報告においては、科学技術対話の事例を紹介しながら、共創における本音と建前の境目について議論するための話題提供を目指す。

14:45 - 15:00  休憩

15:00 - 16:15
他者の未完の行為を補完するための情報処理
北陸先端科学技術大学院大学 准教授 日高 昇平先生

概要
「塩とれる?」「はい、どうぞ」(と塩の瓶を手渡す。字義通りの問いへの答え「塩とれるよ。」ではなく)。このような日常会話や共同作業が円滑に進むためには、他者の未達成の目標・意図の推定が不可欠である。人は発達初期から、他者の行動の観察により、“意図”を推定できるとされる(Warneken, F. & Tomasello, M., 2006)
行動の観察からその“意図”を推測するには、どのような情報処理が必要だろうか。ここでは、狭義の意図として、身体運動の特定の状態に対して内的な報酬を与える報酬系と、より高い報酬を実現するための運動の計画あるいは制御・方策を考える。つまり、行為主が「運動目標(隣の部屋への移動)-> 運動計画(ドアノブ・歩くの組み合わせ)-> 運動生成」の順に、行為を生成するのに対し、意図推定では、逆に、生成された運動の観察から、運動計画や運動目標を推定する事が必要になる。本講演では、このような運動目標・計画の逆推定の基礎的な理論構築を目指して行った研究を紹介する。これらの研究では、単純な振子の振り上げ課題を“目標とするが失敗する”エージェントと、それを“はなから目標としない(別な課題を行う)”エージェントが、それぞれ見かけには類似の動作をする場合の意図推定を検討した。その結果、ある種の不変量で動作を特徴づけることで、潜在する目標を識別可能であり、また目標を達成する動作を補完できることが示唆された。
 

共創システム部会研究会の参加費は無料となります。

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