特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
論文誌特集
- 「ゲームインタフェースとエンタテインメントコンピューティング」への論文投稿のご案内
- (2016年5月発行予定)
エンタテインメント分野は科学技術の進歩と共に大きく発展してきました. 特に,ゲームの分野ではプロセッサの処理性能向上に伴って,リアルな映像を体験できるようになって きました.また,センサや情報提示装置の低価格化や小型化により,民生用の製品でも空間に入り込んで実際に体を動かしたり,声を出して操作できるようになり,ゲームの幅が飛躍的に広がってきました.さらには,位置情報を用いて現実世界での行動を伴うゲームにも注目が集まっています.ゲームにおいてゲーム性やストーリーが重要であることは当然ですが,そのゲームを操作する「インタフェース」も きわめて重要です.今までにないコントローラの登場で,まったく新しいゲームが実現するかもしれません.
また,いわゆるコンピュータゲームだけでなく,遊戯や演劇,ショー,遊園 地などのアトラクション,スポーツなどのエンタテインメント分野においてもプロジェクションやセンシ ングなどさまざまな科学技術が導入されており,今後の革新が期待されています.
本特集では,ゲームをはじめとするエンタテインメント分野における現状の さまざまな問題点を議論し,インタフェース技術や情報システム技術によって解決する,以下に挙げる トピックに関連する論文を募集致します.下記以外のトピックでも情報科学技術を用いて「楽しむ」 「楽しませる」ことに関する幅広い分野の論文を募集いたしますので,皆様ぜひとも積極的にご投稿いた だきますようお願い致します.
・家庭用ゲーム,携帯用ゲーム,アーケードゲームなどのためのユーザインタフェース
・カードゲーム,ボードゲーム,鬼ごっこなどの非デジタルゲーム(遊戯)の拡張技術
・陣取りゲーム,スタンプラリーなどの実世界志向ゲームの拡張技術
・ゲーミフィケーション,エンタテインメント化
・演劇やショーのためのインタフェース・システム※
・遊園地などのアトラクションのためのインタフェース・システム※
・スポーツのためのインタフェース・システム※
・新たなエンタテインメントのデザイン,インタフェース,システム
※観客や観戦者だけでなく,演者・競技者・審判・運営者・主催者なども対象とします.
論文誌編集委員会
2015年11月20日(金) 必着(投稿締切日を10月31日から延期しました)
井村 誠孝(関西学院大学)
倉本 到(京都工芸繊維大学)
○寺田 努(神戸大学)
藤井 叙人(関西学院大学)
◎村尾 和哉(立命館大学)
西田 健志(神戸大学)
山本 倫也(関西学院大学)
山本 豪志朗(奈良先端科学技術大学院大学)
(◎印は編集委員長、〇印は副委員長)
倉本 到(京都工芸繊維大学)
○寺田 努(神戸大学)
藤井 叙人(関西学院大学)
◎村尾 和哉(立命館大学)
西田 健志(神戸大学)
山本 倫也(関西学院大学)
山本 豪志朗(奈良先端科学技術大学院大学)
(◎印は編集委員長、〇印は副委員長)