特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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2017年9月6日(水)15:10〜16:10 常翔ホール(3階)

特別講演1

複雑系数理モデリング:ビッグデータを読み解く」

講師:合原 一幸(東京大学 生産技術研究所 教授)

HI2017_aihara.jpg ”ひと”は複雑系の典型例である。そして、計測技術の大きな進歩に伴って、ひとに関わる様々なビッグデータを観測し蓄積することが可能になってきている。本特別講演では、この様な時代背景を考慮して、複雑系数理モデリング、すなわち、ビッグデータが何を語るかに耳を傾け、その本質をモデル化する「ビッグデータを読み解く」ための数理的手法をわかりやすく説明する。まずはじめに、観測時系列データを元に状態空間や非線形ダイナミクスを再構成する手法の基礎理論を概説する。次に、その応用手法を、生体データ、工学データ、自然データなど実データの具体的解析例を示しながら紹介する。  

2017年9月6日(水)16:20〜17:20 常翔ホール(3階)

特別講演2

「イノベーションのデザイン」

講師:田村 大(株式会社 リ・パブリック共同代表)

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撮影:Rui Izuchi
イノベーションの時代に欠かせないその創出フレームワークを、歴史的に俯瞰しながら概説します。イノベーションといえば「技術革新」を意味した時代を経て、この黄金のモデルが綻び、21世紀に入り、代わって脚光を集めるようになったデザイン中心のアプローチ。今、なぜデザインなのか。イノベーションを人間や社会の変化という視点で捉えることからその理由を述べ、イノベーションを生み出す環境の整え方を提案します。

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