特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
ヒューマンインタフェースシンポジウム2009
What's New
おかげさまで、ヒューマンインタフェースシンポジウム2009は 研究発表が232件、参加者は600名を超える盛会となりました。
ヒューマンインタフェースシンポジウム2009 論文集(DVD-ROM版)8000円
過去のシンポジウム論文集をお求めの方は学会バックナンバーのページへ
http://www.his.gr.jp/office/index.html#backnumber
(2001年、2002年論文集は完売いたしました。)
Contents
●発表者の方へ |
●講習会 |
●協賛学会 |
大会長挨拶
人と暮らしとインタフェース
ヒューマンインタフェースシンポジウムは、ヒューマンインタフェースの分野で活躍される研究者、教育者、開発者、学生の皆さんが一堂に会する国内最大規模のシンポジウムです。その長い歴史のなかで、今回はじめての女子大学での開催となります。共学の大学に無い、女子大ならではの学部に、家政学や生活科学があります。かねてから、幅広い生活者の視点にたったインタフェースやコンピュータアプリケーションが今後重要になると考えておりましたので、今年の大会コンセプトは「人と暮らしとインタフェース」といたしました。 コンピュータは小型になり安価になることで、日々の生活の隅々に浸透し、ありふれたユビキタスな存在になりつつあります。コンピュータ利用分野も、研究、開発、設計、軍事、生産から、一般オフィスに主流が移り、今後は日常生活が重要な利用分野になると考えられています。ヒューマンインタフェース研究者はかつて、GUIの発明により、コンピュータを専門技術者から一般オフィスワーカーが扱えるものに変えました。今後は幼児から高齢者まで、あらゆる人々のためのインタフェースを考えていく必要があります。「誰にでも使えるインタフェース」という言葉が、その字面通りに重要になったと言えます。そんな思いをこめての大会コンセプトです。 ヒューマンインタフェース学会は今年で10周年を迎えます。そこで、10周年記念行事として講演会、懇親会等をシンポジウムの一部として企画しております。多くの皆さんに参加いただき、この10年の歴史を振り返り、新たな10年のビジョンを語るシンポジウムになればと願っております。 |
大会長 椎尾 一郎(お茶の水女子大学)
シンポジウム講演参加費
事前価格(8/24迄) (3) | 当日価格 | ||||
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《発表と聴講》 | 《聴講》 | 《発表と聴講》 | 《聴講》 | Evening Session (10周年記念懇親会) |
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学会員 協賛会員 |
13,000-(1)(2) | 13,000-(2) | 15,000-(1)(2) | 15,000-(2) | 無料/5,000-(5) |
非会員 | 19,000-(1)(2) | 19,000-(2) | 22,000-(1)(2) | 22,000-(2) | 5,000- |
学生学会員 協賛会員 |
13,000-(1)(2) | 2,000-(2) | 15,000-(1)(2) | 2,000-(2) | 無料/5,000-(5) |
非会員学生 | 19,000-(1)(2) | 7,000-(2) | 22,000-(1)(2) | 8,000-(2) | 5,000- |
資料のみ | 8,000-(4) | 8,000-(4) |
(1)複数発表の場合、件数分の参加費が必要です。
(2)参加費には、講習会・ワークショップ・DVD論文集代金が含まれております。
(3)事前価格は8/24迄にお振り込み完了の方に限り適用となります。
(4)後日送付の場合は、別途送料が必要です。
(5)HI学会会員のみ無料となります。
参加費の振込先
郵便振替:01080−1−14009
口座名「ヒューマンインタフェースシンポジウム」
銀行振込:三菱東京UFJ銀行 西七条支店(ニシナナ ジョウシテン) 普通3566234
口座名「特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会」
大会スケジュール
※1:10周年記念懇親会/イブニングセッションへの参加は、ヒューマンインタフェース学会会員以外の方は参加費5,000円が必要です。
学会創立10周年記念行事
●パネルセッション ヒューマンインタフェース(HI)が拓く未来 コーディネーター:椹木 哲夫(ヒューマンインタフェース学会会長/京都大学) |
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●特別講演 柔らかい編集工学 自然も社会も、芸術もスポーツも、思想も文法も、いまやことごとく「分類の知」で区切られている。その分類にいくら階層と系統を与えてみても、「取りにいく知」と「見えてくる知」のあいだは埋まらない。 松岡 正剛 氏(編集工学研究所所長) |
ワークショップ
●2009年9月1日(火)
WS1 「ケア力向上に資するWebサイトコミュニティの運営のあり方」 (17:40~19:10 3号館 105)
ケア力向上を目的としたWebサイトでは、コミュニティに対する運営上、幾つかの課題を抱えています。Webサイトの活性化とセキュリティーの確保、知的財産と情報の公開など、管理運営面で相反する状況に対して、どのようにバランスをとっていくかが鍵となります。本ワークショップでは、情報工学、ヘルスケアコミュニケーション、知的財産、テレビを中心としたメディアと言った視点から、各専門家に現状と課題、今後の展望を語って頂き、ケア力向上に資するWebサイトコミュニティの運営のあり方を会場の皆様と共に探っていきます。 オーガナイザ: 問い合せ:
WS2 「ツールキットFunnelを用いたフィジカルコンピューティング」 (16:40~19:10 3号館 102) Funnelは、フィジカルな入出力をソフトウェアの入出力に近い感覚で扱えるようにするためのツールキットです。今回は、Funnelを用いて開催しているワークショップを短時間に凝縮して行います。本ワークショップの対象は以下のような方です。 プログラミングや電子回路などに関しては一般的な知識があることを前提に説明を行います。 定員:10名(応募多数の場合には抽選になります) 講師:小林 茂(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]) 関連情報:過去の開催例はこちら http://funnel.cc/Workshops/HomePage
WS3 「さぁ、みんなで考えよう!若手HI研究者のデザインする未来―研究内容からキャリアデザインまで」(17:40~19:10 2号館 101) 企画:ヒューマンインタフェース学会若手研究者によるメーリングリスト(HIST) 現在の社会は、不況による就職難や大学院生増加に博士の就職問題など、将来を 見通しにくい問題があります。このような状況の中、学会へ参加される学生をはじめ若手研究者の方は、将来の職や目標、夢、などをデザインする「節目」の時期を過ごしているといえます。そこで、本企画では、HI研究者同士という近い立場の参加者同士で、自身の経験を語りあう事が出来る少人数のグループワークの場を設けたいと考えております。この場を通し、研究内容やキャリアパスについて柔軟に意識しデザインをするきっかけを作り、ひいては、研究者同士のつなが りを広げ、HI研究の未来を描き出す足場となることを期待しています。本ワークショップでは、学生をはじめ若手研究者の方だけでなく、多くのキャリアや経験を積んでおられる大学や研究機関・企業の研究者の方など、異なる立場での経験や考えをお持ちの方々を広く歓迎いたします。 司会:吉池 佑太(豊橋技術科学大学) 関連情報:HISTのこれまでの活動はこちら http://sig.his.gr.jp/hist/
WS4 「実時間遠隔コミュニケーションの支援」(17:40~19:10 2号館201) インターネットの広帯域化を背景に,音声や動画像に加えて,メタバースや実空間エージェントなど,多様な実時間遠隔コミュニケーションシステムが生まれています.実時間遠隔コミュニケーションにおいて,どのような機能が必要か,また,どのような情報を伝えるべきかは,利用目的やシチュエーション,さらには相手との社会的関係などによって,大きく異なってくる可能性が考えられますが,現状では,これらがまだ十分に整理されていない感があります.
関連情報:コミュニケーション支援専門研究会(SIGCE)の活動についてはこちら http://sig.his.gr.jp/sigce/
●2009年9月2日(水)
WS5 「Open Ocha House Seminar 2009 Summer」(12:10~13:00 2号館 101) 企画:お茶の水女子大学 Ocha House プロジェクト お茶の水女子大におけるユビキタスインタフェースおよびアプリケーションに関する実証的な研究を紹介する。< 関連情報: 問い合せ:加藤直樹(東京農工大学) ocha2009[@]bmoon.jp
●2009年9月3日(木)
WS6 「ヒューマンインタフェースの未来を拓く異分野との対話・協同」(12:50~14:20 3号館 105) 企画:ヒューマンインタフェース学会若手研究者によるメーリングリスト(HIST) 本ワークショップでは,デザインプロセスに沿った調査・設計・実装・運用・評価を試み,実社会で成果を出すデザイナーの立場、ユーザビリティエンジニアの立場、プロトタイプの設計・実装・運用・評価に研究の狙いを絞り込み,ユーザ視点の獲得を試みつつ成果を出す情報工学を背景とした設計者の立場、認知科学を背景とした評価者の立場のそれぞれの視点から,異分野との協同における問題点を読み取り,対話を通じて前述の用語における揺籃期・躍動期への移行を試みているパネリストをお招きします.パネリストの方々は,異分野との対話・協同において直面した問題とその対策について話題提供を行います.その後,限られた時間ではありますが,フロアとの相互作用を通じてHIの未来を拓く異分野との対話・協同について考えを深めることを試みます. 司会:杉原 太郎(北陸先端科学技術大学院大学) 関連情報:HISTのこれまでの活動はこちら http://sig.his.gr.jp/hist/
WS7 「ヒューマンインタフェースにおける感性的な魅力とは?」(12:20~14:20 2号館 102) 本ワークショップでは、製品の評価やヒューマンインタフェースの分野に関連する感性的な魅力について議論を行い、関係概念の整理やその共通理解を目指したいと思います。本ワークショップは、感性工学、生体計測、デザイン、認知心理学、人間中心設計などの各関連分野の先生方より、それぞれのお立場から感性とヒューマンインタフェースについてのお話をいただき、その後、会場の皆さんも交えて参加者全員で議論をする形で進めます。ヒューマンインタフェースの分野では、「感性」をどのように扱っていけばよいかを皆さんと考える場にしたいと思います。 ★なお、事前登録者を優先させていただきますので、参加を希望される方は、氏名・ご所属・感性のどんな点に関心があるか、を橋爪宛てにメールにてご連絡ください。 司会:橋爪 絢子(筑波大学大学院) 講演者(50音順): 問合せ先:橋爪 絢子(筑波大学大学院) hashi-aya[@]kansei.tsukuba.ac.jp |
協賛 学会
シンポジウム事務局/問合先
ヒューマンインタフェース学会事務局
〒600-8815
京都市下京区中堂寺粟田町93番地
京都リサーチパーク6号館 304号
TEL:075-315-8475 / 075-326-1331
FAX:075-326-1332
E-mail:his-symp[@]his.gr.jp
URL: http://www.his.gr.jp