特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
ヒューマンインタフェースシンポジウム2006
参加募集
日時:2006年9月25日(月)~9月28日(木)
会場:倉敷アイビースクエア(岡山県倉敷市)
岡山県倉敷市本町7-2
What's New
おかげさまで、ヒューマンインタフェースシンポジウム2006は研究発表が270件、参加者は600名を超える盛会となりました。
来年のシンポジウム(2007年9月3日-9月6日、工学院大学(東京都新宿区)へのご発表・ご参加をお待ちしております。
ヒューマンインタフェースシンポジウム2006 論文集 8000円(CD-ROM版) 12000円(紙版)
お申し込みはこちらへ
http://www.his.gr.jp/activities/sympo/submit2/hi2006/
申し込みは終了しました
過去のシンポジウム論文集(1986-2005年)をお求めの方は学会バックナンバーのページへ
http://www.his.gr.jp/office/index.html#backnumber
(2001年、2002年論文集は完売いたしました。)
Contents
大会長挨拶
思いがあふれるインタフェース「身体」から「身体」へ
人と会って話をするのは実に楽しいものです。対面では、語りかけに対して自然にうなずくなど、対話者相互に身体的リズムが共有し、引き込むことで一体感や共有感が実感されます。このコミュニケーションにおける身体のはたらきによりコンテキストが共有され、「思いが通い合うインタフェース」が生成されると私は考えています。このインタフェースは、コミュニケーションの前提となる一体感や共有感、さらには安心感や信頼感に通じるものです。ここがしっかりしていれば、思いっきり会話を楽しむことができるでしょう。 情報機器を介して人とのインタラクションを円滑・促進し、コミュニケーションを支援するのがヒューマンインタフェースの主要な目的の一つです。情報機器を介することで、遠く離れていても対面のように、あるいは対面でないが故に違うモードで、思いが通い合うインタフェースの可能性が広がります。しかし一方で、講演会場に居ながら外部との通信が可能になったが故に、その場に収束することなく、外部とも複雑に絡み合い、講演者と聴講者との身体的なインタフェースが希薄になりがちなのも実情です。 本シンポジウムでは、身体から身体へのインタフェースを大事に、その場での絡み合いの相乗効果で正に「思いがあふれるインタフェース」を自然に生成したいものです。勿論、会場に人もあふれて。 |
大会長 (岡山県立大学)
大会スケジュール
午前 | 昼頃 | 午後 | 夕刻 | |
---|---|---|---|---|
9月25日(月) |
講習会 13:00~17:00(コース1のみ18:00まで) 会場:オパールW 会場:フローラルコートE |
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9月26日(火) |
一般発表 9:00~10:20 一般発表 10:30~12:10 |
一般発表 13:00~14:20 一般発表 14:30~15:50 一般発表 16:00~17:20 |
||
9月27日 (水) |
一般発表 9:00~10:20 一般発表 10:30~11:50 |
対話発表 12:50-14:00 一般発表 14:10~15:30 一般発表 15:40~17:00 特別講演 17:20~18:50 |
イブニングセッション |
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9月28日(木) |
一般発表 9:00~10:20 一般発表 10:30~12:10 |
一般発表 13:00~14:20 一般発表 14:30~16:10 |
※1:イブニングセッションへの参加は、別途参加費 4,000円が必要です。
特別企画
特別講演
思いあふれるインタフェース -どこに存在し、存続できるか?-
田村ヒューマンインタフェース研究所 田村 博
もとより、ひとの思いはうつろなものである。時や場所、相手によって、浮かぶ思いは異なる。その微妙な違いを排除すると券売機やATMのようなインタフェースになり、コンビニ風のマニュアル対話になる。 乗車券代わり、買い物、身分証明などICチップと無線をつかったデータ交換がインタフェース環境に広がっている。これら技術の可能性を活かすには、料金システムや鍵の運用を原点から考えることが望ましい。 デジタル技術は家庭においても日用品となった。親戚や知人宅を訪ねたとき、手も足もでないインタフェースに出くわすことが多い。その家の住人ですらよくわからないことも少なくない。人の家は外国のように感じることもある。それぞれの家の思いをどのような形で豊かにし、これを表現するインタフェースを見出して行きたい。 |
ワークショップ
ワークショップ 2006年9月26日(火)
WS1 「人とエージェント・アバタインタフェースのインタラクションを見つめる」 (17:30~19:00 )
企画:HIST(ヒューマンインタフェース若手メーリングリスト)
近年のオンラインあるいはバーチャルな空間利用の研究開発がさかんに行われつつあり、そのキャラクタエージェントやアバタの取り扱いに関する研究も増えています。このエージェント・アバタインタフェースについて、人とキャラクタとのインタラクションに焦点を当て、システムのコンテキストから見たエージェント・アバタと ユーザとの関係性などそれぞれの機能や効果を見つめる議論の場とする予定です。短い時間ですが、関係の深い方々にお集まり頂いて、ご自身のご研究を通じた意見交換を行います。
司会:石井 裕(神戸大学)
講演者:土屋 直樹(静岡大学)
鈴木 聡(東京工業大学/国立情報学研究所)
唐島 一宇(PROPE)
山本 知仁(金沢工業大学)
WS2 「健康・福祉とインタフェース」 (17:30~19:00 )
現在の国民の最大関心事は健康であり、健康福祉機器・サービスは、経済産業省の新産業創造戦略7分野の一つに挙げられています。市場規模は2010年には約75兆円との見通しが立てられ、元気シニア立国を目指した健康サービス産業の総合的育成と、我が国の優れた製造技術を活かした医療・福祉機器の開発・普及というアクションプランも提言されています。このような社会的背景の下、本ワークショップでは、心身活性化/リハビリテーション/健康維持サービスなどのシステムや製品の開発に、実際に携わって来られた方々をお招きし、その開発秘話や苦労話を通じて、従来の健康福祉機器・サービスの限界を打破し、現在の高齢化社会・情報化社会に即応する、人に優しくかつ最大の効果を実現できるヒューマンインタフェースとは何か、さらには売れるヒューマンインタフェースとは、と言ったことについてパネル討論し、参加者の皆様と共に考えたいと思います。
司会:竹田 仰(九州大学)
パネリスト:大島 正明(旭リサーチセンター)
大須賀 美恵子(大阪工業大学)
澤田 一哉(松下電工)
柴田 隆史(早稲田大学)(50音順)
WS3 「バリアフリー→ユニバーサル→インクルーシブデザイン」(17:30~19:00 )
バリアフリー、ユニバーサルデザイン、インクルーシブデザイン...これらの概念はどういう考えにもとづいて何を目指しているのだろう?流行に終わらない、これからの日本にとって必要な考え方とは?一緒に考えましょう。そこで、インクルーシブデザイン・ワークショップを実体験していただきます。インクルーシブデザインの総本山:英国王立芸術大学院との共同研究やワークショップのファシリテータの経験が豊富な平井先生をお招きします。
ファシリテータ:平井 康之 (九州大学 / ユーザーサイエンス機構)
シンポジウム講演参加費
シンポジウム 《発表と聴講》 | シンポジウム 《聴講》 | Evening Session | 講習会 | |
---|---|---|---|---|
学会員 協賛会員 |
13,000-(1)(2) | 13,000-(2) | 4,000 | 15,000 |
非会員 | 19,000-(1)(2) | 19,000-(2) | 4,000 | 20,000 |
学生学会員 協賛会員 |
13,000-(1)(2) | 1,000-(3) | 4,000 | 2,000 |
非会員学生 | 19,000-(1)(2) | 5,000-(3) | 4,000 | 5,000 |
資料のみ | 8,000/12,000-(4) | 2,000 |
(1)複数発表の場合、件数分の参加費が必要です。
(2)上記金額にはCD-ROM論文集が含まれます。
(3)CD-ROM論文集は含まれません。なお、学生でも発表者は一般と同じ価格になります。
(4)論文集は、CD-ROM版の購入の場合8,000円、紙版の購入の場合は12,000円となります。
なお、紙版は事前申込のみ受付で 申込締切は8月25日 となります。
参加費の振込先
郵便振替:01080-1-14009
口座名「ヒューマンインタフェースシンポジウム」
銀行振込:三菱東京UFJ銀行 西七条支店(ニシナナジョウシテン) 普通3566234
口座名「特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
協賛学会
シンポジウム事務局/問合先
ヒューマンインタフェース学会事務局
〒600-8815
京都市下京区中堂寺粟田町93番地
京都リサーチパーク6号館 304号
tel: 075-315-8475 / 075-326-1331
fax: 075-326-1332
e-mail:
URL: http://www.his.gr.jp