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ヒューマンインタフェースシンポジウム2019

特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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ヒューマンインタフェースシンポジウム2007

日時:2007年9月3日(月)~9月6日(木)

会場:工学院大学(東京都新宿区)

新宿区西新宿1-24-2

 


What's New

おかげさまで、ヒューマンインタフェースシンポジウム2007は研究発表が256件、参加者は760名を超える盛会となりました。

来年のシンポジウム(2008年9月1日-9月4日、大阪大学)へのご発表・ご参加をお待ちしております。

ヒューマンインタフェースシンポジウム2007 論文集(DVD-ROM版) 8000円
お申し込みはこちらへ
http://www.his.gr.jp/activities/sympo/join_entry.2007/
 

過去のシンポジウム論文集(1986-2006年)をお求めの方は学会バックナンバーのページへ
http://www.his.gr.jp/office/index.html#backnumber
(2001年、2002年論文集は完売いたしました。)

 


Contents


大会長挨拶

みんなのインタフェース、みんなでデザイン

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年に一度の恒例として、ヒューマンインタフェースに興味をお持ちの研究者、開発者、ユーザ、学生など様々な立場、研究分野の方々と共に、新しい研究のアイデアや親睦を深めるシンポジウムを開催いたします。

ヒューマンインタフェースの研究分野は、多種多様な切り口、個性のぶつかり合いによる白熱した議論を通して、ユニバーサルデザインやユーザ中心設計などの思想が広く理解されるようになり、学問分野としても徐々に確立されてきています。このような背景の中、今年の前半に、全人口の65歳以上の高齢の人の占める割合(高齢化率)は21%を超えたとされ、近い将来には超高齢社会へ突入することが予測されます。(超高齢社会)また、2006年 12月には国立社会保障・人口問題研究所から、日本の将来の推計人口結果が公表され、2025年に高齢化率は約31%になると予想されています。さらに、障害のある人は全人口の約3%と推定されています。

このような現状をふまえると、我々の分野からの貢献すべき問題点が自ずと明らかになってきます。

 

障害のある人、高齢の人、一時的な障害の人、子ども、妊娠中の人、子育て中の人、普通の人、外国の人、特殊環境下にある人など、わたしたち誰にでも優しいヒューマンインタフェースとは何でしょうか?

 

将来のヒューマンインタフェースのあるべき姿を見据えて、『みんなのインタフェース、みんなでデザイン』をキーワードに、「誰にでも優しい」を目指した研究、開発、設計、製品、サービスなどのデザインについて、研究者、開発者、ユーザなどが一堂に会し、考える機会を持ちましょう!このシンポジウムをきっかけに、誰にでも使えるみんなのインタフェースを、みんなでデザインしてみませんか?

 

大会長 長嶋 祐二(工学院大学)


シンポジウム講演参加費

  シンポジウム
《発表と聴講》
シンポジウム
《聴講》
Evening Session 講習会1-(6) 講習会1
教材A付-(6)
講習会1
教材B付-(6)
講習会2-5
学会員
協賛会員

13,000-(1)(2)

13,000-(2)

4,000-

18,000-

52,000-(4)

59,000-(5)

15,000-

非会員

19,000-(1)(2)

19,000-(2)

4,000-

23,000-

57,000-(4)

64,000-(5)

20,000-

学生学会員
協賛会員

13,000-(1)(2)

1,000-(3)

4,000-

18,000-

52,000-(4)

59,000-(5)

2,000-

非会員学生

19,000-(1)(2)

5,000-(3)

4,000-

23,000-

57,000-(4)

64,000-(5)

5,000-

資料のみ

 

8,000-

       

2,000-

(1)複数発表の場合、件数分の参加費が必要です。
(2)上記金額にはDVD論文集代金が含まれております。
(3)DVD-ROM論文集は含まれません。 なお、学生でも発表者は一般と同じ価格になります。
(4)教材(A):教育用レゴ マインドストームNXT基本セット + ACアダプタ + ROBOLAB2.9
(5)教材(B):教材(A) + 教育用レゴ マインドストームNXT拡張セット
(6)講習会1の「教材A・B付」の申込は終了しました。なお、講習のみは若干名に限り当日受付可能です(定員に達し次第終了します。できるだけ事前に事務局にお知らせください)。

 

参加費の振込先

郵便振替:01080−1−14009
口座名「ヒューマンインタフェースシンポジウム」

銀行振込:三菱東京UFJ銀行 西七条支店(ニシナナ ジョウシテン) 普通3566234
口座名「特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会」

 


大会スケジュール

 

  午前 昼頃 午後 夕刻
9月3日
(月)
   

講習会
10:00~17:00(コース5のみ13:00から)

会場:B-0530
コース1:教育用レゴ マインドストームNXT で学ぶものづくり
会場:A-0712
コース2:体験してみよう! 近赤外光トポグラフィによる脳機能計測の実際と応用
会場:A-0715
コース3:心理学実験と分散分析:はじめの一歩
会場:A-0611
コース4:多様な人々が利用できるWebサイトとは~Webアクセシビリティの現状と実践方法~会場:A-0615
コース5:成熟度の水準に対応した人間中心設計の進め方

 
9月4日
(火)

一般発表 9:00~10:20
手話アニメーション
携帯端末
家電インタフェース
子どもの学習・行動

一般発表 10:30~12:10
バーチャルリアリティ
視覚生理
デスクトップ
学習・認知モデル

ワークショップ 一般発表 13:30~14:20
高齢者の行動
インターネット支援
生活空間
音声

一般発表 14:30~16:10
視覚障害者支援
自動車メンタル
入出力インタフェース
技術の学習・教育

一般発表 16:20~18:20
視覚障害者支援
自動車システム
手書き入力
ユーザビリティ

 
9月5日
(水)

一般発表 9:00~10:20
聴覚障害者支援
Web1
入力方式
発話・音声

一般発表 10:30~12:10
手話
Web2
身体的インタラクション1
インタフェースデザイン

 

対話発表 13:00-14:10

一般発表 14:20~16:00
触覚
航空関連
身体的インタラクション2
先進インタラクション


特別講演
16:10~18:50
NTTドコモのユニバーサルデザイン
Realizing Potential by HI

イブニングセッション 19:00~

※1

9月6日
(木)

一般発表 9:00~10:20
高齢者支援
購買支援
ロケーション
感性

一般発表 10:30~12:10
運動障害支援
生理1
コミュニケーション支援1
ユニバーサルデザイン1

 

一般発表 13:00~14:40
障害者学習
生理2
コミュニケーション支援2
ユニバーサルデザイン2

一般発表 14:50~16:30
発達障害
生理3
音楽
行動・意図

 

※1:イブニングセッションへの参加は、
参加費4,000円が必要です。

 


特別企画

●特別講演

NTTドコモのユニバーサルデザイン

株式会社NTTドコモ P&S事業本部プロダクト部第三商品企画担当部長  中村 吉伸

NTTドコモではユニバーサルデザインの考え方に基づいた活動を「ドコモ・ハーティスタイル」として取り組んでおり、より多くのお客様に便利に、かつ快適にご利用いただくため、サービスやお客様窓口、そして製品などにおいて、様々な取組みを行っています。
特に、お客さまに最も身近な携帯電話端末におけるユニバーサルデザインに力を入れており、らくらくホン、2画面ケータイなどが代表的な製品として挙げられます。らくらくホンは、音声読み上げ機能、拡大文字機能が特徴の高齢者、視覚障がい者にご好評いただいている端末で、累計販売台数が1,000万台を突破したビックヒット商品です。
また2画面ケータイD800iDSは、従来の携帯電話のテンキー部分がタッチパネルディスプレイとなっており、お客さまに合わせてボタンの大きさや数が変わる画期的な携帯電話です。

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Realizing Potential by HI

マイクロソフト株式会社 CTO  加治佐 俊一

アクセシビリティやユーザビリティを含めたヒューマンインタフェースに対する、これまでのマイクロソフトの取り組みの歴史から、最新情報までをご紹介させていただきます。
実際に機器のデモンストレーションをさせていただきながら、マイクロソフトのテクノロジーを使った様々な携帯情報端末、手書きや音声での入力・操作で実現される実際の現場での実例やノウハウ、ビジネスの可能性、またデジタルメディアコンテンツによって拡がる楽しい世界など、人々とビジネスの可能性を引き出すためのテクノロジーをご紹介させていただきます。

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●特別企画

パネルディスカッション

(1)話題提供
・提供者1:和氣 早苗(同志社女子大学)
・提供者2:山下 竜大(シーネットネットワークスジャパン)

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(2)パネルディスカッション
パネリスト:中村 吉伸(NTTドコモ)
加治佐 俊一(マイクロソフト)
山下 竜大(シーネットネットワークスジャパン)
司会:長嶋 祐二(工学院大学)

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ワークショップ

●2007年9月4日(火)

 

WS1 HI研究を論文にまとめる~著者・査読者・学会の立場から」 (13:30~15:30 A-0765)

企画:木村 朝子(JSTさきがけ/立命館大学)

ヒューマンインタフェース(HI)の研究成果を論文にまとめるとき,心悩ませるのがその評価ではないでしょうか?HIは,人間が使いやすいと感じることを目標とする研究分野ゆえに,それを客観的に評価することは容易ではありません.一方,査読者の立場では,できるだけ採録したいと思って読み始めるものの,目的とずれた評価実験やシステムを作っただけの論文など,研究の意義が客観的に説明されていないために,コンセプトは面白いと思うけれどけれど採録は・・・ということも少なくないと思います.
そこで,本ワークショップでは,まず前論文誌編集委員会委員長の仲谷善雄先生から,
HI学会の論文査読システムや,査読者からの意見の中で多かったことなどお話いただき,その上で,HI研究論文が採録されるために,著者は何に気をつけなければならないのか?
できるだけ多くの意味あるHI研究を論文として採録するために,査読者・学会はどうすればよいのか?など議論したいと考えております.

司会:渡辺 富夫(岡山県立大学)
講演者:仲谷 善雄(立命館大学)
岡田 美智男 (豊橋技術科学大学)

 

WS2 「健常者で疑似体験?」 (18:30~ A-0712)

企画:アクセシブル・インタフェース専門研究会(SIGACI)

(1)福祉関連の研究においては,被験者として障害・高齢の当事者に参加してもらうことが難しい場合が多い.身近で充分な数の当事者が得にくいからである.そこで,健常者で擬似的に障害のある状態を作って実験をすることがよく行われているが,果たしてそれでいいのだろうか.
(2)高齢の人,障害のある人への支援は,一人一人への個別対応が重要である.当事者を10人被験者として集めても,n=10として統計的処理をすることに意味があるのだろうか.しかし,n=1は被験者不足であるとしてしばしば批判され,(工学系では)論文査読が通らないケースが多い.n=1の研究をきちんと発表するにはどうしたよいのだろうか.

司会:原田 悦子(法政大学)
講演者:岡本 明(筑波技術大学)
市川 熹(千葉大学)
南部 美砂子(公立はこだて未来大学)
山岡 俊樹(和歌山大学)

 

 WS3「ケア提供者とメイカーの合意に基づく次世代の看護用具・用品の開発」 (18:30~ A-0652)

医療現場でのケア力向上を実現する上で,看護用具・用品の質を高めることは重要である.しかし,看護師を中心としたケア提供者に調査をすると,個々の患者にあうように看護用具・用品を手作りしている現状,またメイカ-との意見交流・調整システムが無く,実際の製品開発にニ-ズが反映され難い社会実状が明らかになった.一方で,看護用具・用品を開発するメイカ-に対するヒヤリング調査では,臨床ニ-ズに適合した製品開発を希望しているものの,ケア提供者側の意見を反映する仕組みが無い点を問題意識としていることが判った.こうした問題を統合的に捉えると,ケア提供者とメイカ-の看護用具・用品開発に関わる意見交流・調整システムを整備し,臨床の実状に適合したインタフェイスを備えた製品の開発・普及を社会的に支援するアクションの重要性が判る.このワ-クショップでは,人間工学の研究者,看護の研究者,製品開発のコンセプトメイキング法の研究者と臨床経験豊富なケア提供者(看護師),看護用具・用品メイカ-の製品開発担当者が一同に介して,ケア提供者とメイカ-の社会的合意に基づく次世代の看護用具・用品開発支援の最適な方法について幅広い視点から議論を行う.また,看護用具・用品開発に関するケア提供者とメイカ-の協働を支援するために慶應義塾大学で立ち上げている「NMC-Cube」サイトを紹介し,フロアも含めそうしたサイトの適切な方向性も議論していく.

司会:西山 敏樹(慶應義塾大学/地域開発研究所)
パネリスト:安田 恵美子(慶應義塾大学)
西山 里利(静岡県立大学)
福田 亮子(慶應義塾大学)
西野 理英(聖路加国際病院)
中村 聡史(アイエスケ-)

 

 WS4 「 みんなのスマートハウスみんなでデザイン」 (18:30~ A-0611 )

企画:ユビキタスインタフェース&アプリケーション専門研究会 研究談話会

お茶の水女子大学ではユビキタスコンピューティング実験住宅をキャンパスに建設しようとしています.家の隅々に編み込まれて,日常の技術になったコンピュータが,人々の生活を魔法のようにそれとなく便利にする,そんな未来のスマートハウスに必要な条件はなんでしょうか?実験住宅設計者と,スマートハウスを実践する研究者と,会場の皆さんで,公開ブレインストーミングしたいと思います.

コーディネータ:椎尾 一郎(お茶の水女子大学)
講演者:美崎 薫(お茶の水女子大学)
元岡 展久(お茶の水女子大学)

 

●2007年9月5日(水)

 

WS5 「女性研究者をまるはだか~研究・恋愛・結婚・家庭」 (12:10~13:30 A-0652)

企画:ヒューマンインタフェース学会若手の会(HIST) 

女性研究者を増やそうと、近年さまざまな取り組みがなされています。
ヒューマンインタフェースは理系でも比較的女性が多いように感じられますが、それでも、欧米の学会と比べると、国内会議で見かける女性研究者や学生の割合は、今なお少ないように思えます。女性研究者は稀有な存在であるため、触れ合う機会が少なく、実態は謎に包まれています。
そこで本ワークショップでは、ヒューマンインタフェースの分野で第一線で活躍されている女性パネリストを招き、ご自身の研究者としての経験談やキャリア形成、恋愛や結婚などのプライベートな話を交えながら、会場からの素朴な疑問や普段は聞きづらい男性からの質問などに答えていただきます。
そして女性研究者への理解を深めることで、研究者として働きやすい環境づくりについて参加者の皆さんとともに考え、さらに女性が研究者を目指すきっかけになるような場にしたいと思います。

司会:辻田 眸・杉野 碧(お茶の水女子大学)
パネリスト:角 薫(情報通信研究機構)
溝渕 佐知(ノキア・ジャパン)
森 悠紀(東京大学)
福井 美佳(東芝)
他1名(予定)

 


協賛企業・団体

ゴールド

Microsoft 工学院大学

ブロンズ

NEC セカンドファクトリー

 


協賛学会

映像情報メディア学会 応用物理学会
画像電子学会 計測自動制御学会
システム制御情報学会 自動車技術会
情報処理学会 人工知能学会
精密工学会 電気学会
電子情報通信学会 日本感性工学会
日本機械学会 日本原子力学会
日本建築学会 日本航空宇宙学会
日本手話学会 日本生活支援工学会
日本生体医工学会 日本ソフトウェア科学会
日本知能情報ファジ イ学会 日本人間工学会
日本認知科学会 日本バイオメカニクス学会
バイオメカニズム学会 日本ロボット学会
日本バーチャルリアリティ学会 日本リハビリテーション医学会
日本リハビリテ-ション工学協会 テクニカルコミュニケータ協会

 


シンポジウム事務局/問合先

ヒューマンインタフェース学会事務局
〒600-8815
京都市下京区中堂寺粟田町93番地
京都リサーチパーク6号館 304号
TEL:075-315-8475 / 075-326-1331
FAX:075-326-1332
E-mail:his-symp[@]his.gr.jp
URL:http://www.his.gr.jp

 


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